svear

言語習得は 本当に 簡単ではないですね
特に 日本人にとっては ひとつの コンプレックスのような気もします

デンマーク語授業は アドバンスレベルにうつり
友人とふたり 顔を青くしながら リスニング等の練習をしています
脳が疲れると ある段階から何も聞こえない
まぁ元気でも 聞き取れませんが、、聞き取れないということは 話せないということです

言語習得には段階があるな と痛感します
1:読める
2:多少は聞き取れる、だから 返事ができる
3:聞き取れる、話す(ベーシックな単語で)
4:どんな相手でも聞き取れて、完璧に話せる

疲れると結局 英語で話してしまい 友人(すごくネガティブ)が
「あぁ今日も英語で長々と話してしまった ボクは本当にばかだ、、」(直訳) と嘆きます
毎日毎日勉強しても 上達せず 発音が特にだめ モノ忘れもひどい
お気楽な私でも ほとほと自分が嫌になっていました


金曜日 皆で近くの記念館に行き 学芸員の人がスライドショーを見せながら
色々と説明してくれたのですが
読める、、! 何 話してるか分かる!
これは衝撃でした
多分口頭だけの説明だけだったら 全く?だけど スライドショーの文を読みながらだと
理解できるようになっていました
何人かの友達がいつものように「なを大丈夫?訳そうか?」と言ってくれたのですが
「私 読みながらだったから 分かった!」と言ったら
すごく喜んでくれました、嬉し
少しずつでも進歩してるんですね


ほとんどの人が デンマーク語の存在さえ知らないと思います
東京の人口より 少ない人口の言語ですから、、
けれど デンマーク語をマスターすれば スェーデン語やノルウェー語も理解できるようになります
それに デンマークにいながら その国の言葉を知らないのは少し寂しいですしね


言葉を学ぶことは 文化を学ぶことで
文化を学ぶことは 自分自身を新たに知ることですね
同じ言語で 同じ瞬間に理解でき 同じことで笑えるということは素晴らしいことだと思います
でも日本にいたら このことを知らなかったままでした


日本語をしゃべる機会がないので 思わずこんなに長文になってしまいました