Beret

ブダペストに滞在していたのですが
1日 友人があるプログラムに参加するというので 私も一緒に参加させてもらいました

Beret というスロバキアに近い ある貧しい村で
ジプシーの子供たちのためのボランティアでした
遊具を手作りしたり 一緒に絵を描いたり 遊んだりするプログラムです

もちろん彼らのとっては 初めてのアジア人 そして日本人ということで
最初はかなり outsider な感じを受けましたが
子供たちが寄ってきてくれて 言葉はお互い通じないけれど なんだか一緒に笑ったりしました
数時間後には 沢山の村のひとたちと話したり 踊ったり
彼らが作ってくれたスープは 本当においしかった

時に 言葉や国や 村か都市か そんなこと関係なく
人と人は通じ合うことができ
人は人にやさしいのだ と気づかされます

写真は tibi という名前の3歳くらいの 子供が私のためにプレゼントしてくれたもの
tibiは私の友人と同じ名前で tibiが私のこと好きだよと言ってくれました
あぁ あの小さな小さなtibiが 未来は明るいと 思えますように
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ハンガリーには未だに ハンガリー人とジプシーという区別があり 差別や 誤解があります
ジプシーの友人たちと沢山のことを話し 彼らは非常に聡明で 他者を受け入れ 私は本当に嬉しくて
一方で ただ未来にあまり 期待していないことに 悲しくなりました

これは一例に過ぎなくて 多くの国で 私の想像もつかない程の よりシリアスな沢山の問題があると思います
彼らに よい未来と希望を